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介護の道へのきっかけ

介護の道を歩むきっかけは色々ありましたが

私の原点だと思っている出来事があります。

看護学生になりたての頃(20数年前…..)
看護助手として、病院でアルバイトを始めた初日

私ともう1人の新人にいきなり任されたのは、
その日何度目かの下痢で苦しんでいた方で
気管を切開していて、声が出せない高齢の患者さんでした。


もちろん、おむつ交換なんて2人ともやった事もなく
どこから手をつけてよいかもわからず

患者さんに、不慣れでごめんなさいと謝りながら
タオル冷たくないですか?寒くないですか?と声をかけながら
技術も何もなく、ただただ必死でした。


途中、立ち尽くしていたもう1人の新人が
「ごめん、私ダメ」と退出・・・

長い時間がかかり、やっと綺麗にする事ができ
「終わりました!時間かかって疲れちゃいましたよね、本当にごめんなさい」と謝る私に

ベットサイドにあった器械を持ち(当時はわかりませんでしたが人工喉頭と言い、
声帯の側に当てて音を発生させる器械です)

咽にあてて一言『ありがとよ』と発声しました。


その途端、ベットサイドで心配そうに見ていた高齢の奥さんが
号泣し始めたんです。

びっくりしている私に、奥さんが説明してくれた理由は

今まで医師やリハビリの先生が、どんなに勧めても
人工喉頭での発声を嫌がり拒否しつづけていたご主人

リハビリの意欲もなく、人に会うのを拒否し続け
手術以来数ヶ月ぶりの、初めての発声だったそうです。

私も涙がとまりませんでした
重い、重い『ありがとう』をいただきました。

あの時の、ありがとうの一言のお陰で
私は今も介護の道々を歩んでいられます。
くじけそうな時には、今でも思い出します

今は、何十倍ものありがとうを返したい

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